KEIKEN & SHIKAKU

住まいのリフォーム

これを生業として

もう15年程が経とうとしています。

以前勤めていた会社では

何人かの若いスタッフを

トレーニングさせて頂く立場で

色々と勉強をさせて頂きました。

（辞めていった方も数人いました。） 

現在、

私と協力業者さんとのタッグで

現場はスイスイ進み、ほとんど

トラブルもなくスムーズに

各現場が納まっていきます。

それだけお客様対応に時間を割けている

という事だと思います。

ふと思い返すと、

以前は、毎日ガミガミ（？）指導することに

時間を割いてしまい

肝心な　現場管理やお客様へのケアなどを

「疎か」にしていた様に思います。

私が独立してもうすぐ3年ですが、

私が教えていたスタッフ2名が

今は主体となって部署を切盛り

しているそうです。

嬉しい反面、そんな子たちが

メインで行っていくリフォームとは…

少し心配になります。資格も経験も

無い若者が、「終の棲家」を

リフォームするのです。

協力業者は私たち施工管理業者には

無くてはならない存在であることは

言うまでもありませんが、

そこにおんぶされ、抱っこされでは

価格、工程、品質、すべてが

協力業者の提示したもの有りきになってしまいます。

私は、そういった所謂丸投げをすることが

お客さんに失礼だと感じ、ずっと疑問を持ちつつ

 そうさせないように指導していました。

「疑いの目を持つように。」

時に、上司ともぶつかりました。

お客さんを怒らせたり、妙な誤魔化しを

していると風の噂で聞いたりすると

私の指導など全く聞いていなかったのだな、

とガッカリしてしまいます。

基本に忠実に、自分の関わったリフォームには

責任を最後まで持ち、

丁寧にお客様と接し、現場管理をして

頂きたいものです。